ギリシャ優勝!
2004年 07月 05日

【リスボン(ポルトガル)=北川信行】サッカーの欧州選手権(ユーロ2004)は四日夜(日本時間五日未明)、リスボン・ルス競技場で決勝戦を行い、ギリシャが1-0で開催国ポルトガルを破り、初優勝した。主要な国際大会で未勝利だった伏兵が、堅守で欧州の頂点に。八月に行われるアテネ五輪に向けて、最大のアピールとなった。
欧州サッカーの四年に一度の祭典は、最後まで波乱続き。誰も予想していなかった勝者を生んだ。ともに初進出となったギリシャとポルトガルの決勝戦。フィーゴやデコ、ロナルド、ルイコスタらスター選手を擁したポルトガルが試合を支配したもののゴールを奪えず、セットプレーの1点に屈した。
欧州サッカーは今、クラブ全盛の時代と言われる。EU圏内選手の移籍の自由を認めたボスマン判決以降、欧州サッカーはボーダーレス化が進み、優秀な選手は国境を超えて各国のリーグで活躍している。
生活と仕事の場であるクラブチームのレベルが上がる一方で、単発的に招集される代表チームは余技的な扱いを受けてきた。タレント軍団を抱えた国でなく、組織や戦術のしっかりとした国が勝ち上がった今回のユーロも、その大きな潮流の中にあった。
スーパースターの時代は終焉(しゅうえん)を迎え、脚光を浴びたのはギリシャのオットー・レーハーゲル監督だった。
レーハーゲル監督はユーロ最多優勝国のドイツ人。外国人監督が率いたギリシャはサッカーの一流国ではない。だが優秀な指導者を招いて、飛躍的な発展を遂げた。この図式はサッカー以外にもあてはまるかもしれない。
今回のユーロは欧州が通貨統合されてから初めての大会。サッカーがその国の経済や政治を映す鏡ならば、ギリシャの躍進は欧州の均質化を表しているとも言えそうだ。(産経新聞)
とうとうユーロが終ってしまった!楽しかったのに・・・(といってもテレビではあまり観戦していませんでしたが) 予想に反してギリシャが優勝とは思いもしなかったな~!まぁ ポルトガルが決勝に進むとも思っていませんでしたが。次回は2年後のワールドカップまで楽しみはお預け・・・かな。アッ五輪があった!

ギリシャは結局最後まで自分達のサッカースタイルを通しましたが、そこに今回の躍進の秘密があると思うなぁ。

自分も昨日愛猫と一緒に寝たら どうやらノミがいたようで・・・夜中に痒くなりました。