悲惨なキャンプの思ひ出(其の二)。
2004年 07月 11日

TakezoとH口は当時行きつけだった飲み屋のマスターに誘われキャンプに連れていかれたそのキャンプが も~最悪だったのである!
というわけで千葉県に向かいTakezo H口を乗せたジープが走り続けている。ミュージックは子供が大好きだという宮崎駿BESTを延々と聞きながら・・・。
さて どのくらい走ってきただろう 次第に日が傾いていく貴重な1日が終わりを告げようとしているのである「目的地にはまだ着かないのか?」そんな疑問を持ちながら車に乗り続けていると 突然マスターが
マ「あれ?おかしいな~?道が変わってるな~!」などと騒ぎ始めた。
それを聞いていた奥さんが
奥「パパ(どうやらそう呼んでいるらしい) 道が違うよ~」と教えてあげた。
どうやら マスターはそれが気に入らないらしく?
マ「だったら お前が運転しろよ~!(怒)」などと怒り始めたではないか。
(この人何怒ってんの?も~車内の雰囲気最悪だよ!誰か助けてくれ~!)
仕方なく 通り端にあるコンビニに立ち寄り みんなで地図を探してみた
マ「今 ここだから~目的地はここだ!」
どうやら奥さんが言っていた通り道を間違えていたらしい!
気を取り直して 目的地まで爆走する。
すっかり 周りは暗くなってしまった。
マ「この坂道を登れば キャンプ場だ~!」
どうやら着いたらしい。そして一気に坂道を駆け上ると
そこには小さなキャンプ場(なのか?)らしきものが存在していた。
しかし どこを見ても人!人!人!(オイ ガラガラじゃね~じゃん!)
みんなキャンプを楽しんでいる人達で大賑わいである。
(やはりな~予想していた通り最悪の結果だよ!この人いつも行き当りバッタリだから疲れるよ~!テント張る場所なんて とてもありそうもないぞ!どうするんだよ~?)
そんなキャンプを楽しんでいる人ごみの中に無謀にもジープで突っ込む!
マ「危ない!」人をひきそうになる。
(オイオイ!危ないって!車で乗り込むお前の方が危ないんだって!)
マ「おかしいな~昔来た時はガラガラだったのに~」
(昔っていつの話だって!)
マ「ちょっと管理人さんに聞いてくるよ」
と言葉を残したまま 車を降り管理人室の方へ歩いていった。
果たしてどうなるのやら・・・。
しばらくすると 管理人室から戻ってきた。
マ「この下にある場所なら貸してくれるって!」
早速 移動することに
細い道を下り 辿り着いた場所というのが”みかん畑”であった。
「??? ここか?」
どうやら 端っこの空いた狭いスペースを貸してくれるということらしい
(こんな ゴツゴツしたところでテントが張れるのか?)
マ「さ~テントを張ろう!道具を下ろして~!」
takezo「すっかり暗くなってしまいましたね~!」
マ「大丈夫!大丈夫!俺達のキャンプはいつもこんな感じだよ!明るいうちにテント張ったことなんてないもん!」
(いつも こんな悲惨なキャンプをしているのか!どうりで参加者誰もいない訳だ!)
すると 突然マスターが
「しまった~!用意していた道具箱とは違う方の道具箱持って来ちゃったよ!」
(ハァ~!どっと疲れが出た感じ!)
マ「テント用品は車の中に置いてあったから大丈夫だけど 明かりとかが無いな~!車のヘッドライトを使おう!」
これでは まるでキャンプというよりサバイバルのようだ・・・。
それでも みんな汗だくになりながらもテントが完成した!
「なかなか好いじゃん!」
マ「じゃ~次は食料を買いに行こう!」
(今から買い出しか!食べるのはいったい何時になるのだろう・・・?)
まだまだ この悲惨なキャンプは続くのである
・・・つづく